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【実体験】大手SIerに新卒入社して学んだこと【人生のPDCA】

新卒から社会人になる人は毎年いる。そんな人が卒業前から不安になること。

「社会人として自分がやっていけるか。」
そんな思いを1年前に感じていた私が社会人1年目で感じたことを書いてみる。

 

この記事の目次(クリックでジャンプ)

 

  1.  【結論】社会人は誰だってなれる(学生以外は社会人の分類である)
  2.  社内の情報収集で現状把握
  3.  仕事ではイエスマンになれ
  4.  好奇心と気配りが自分の居場所を作る
  5.  結局は配属・上司ガチャ
  6.  若手はどんどん辞めていく
  7.  結果にこだわることが全てに繋がる

 

【結論】社会人は誰だってなれる

まず最初に結論から。どんなに仕事ができなくても、スキルがなくても、周りから慕われない人間でも社会人になる。
そんな社会でこの記事を読んでいるあなたが不安になる必要はない。

実際に、会社員になると社内では周りから好かれている人、嫌われている人は確実にいる。
嫌われているから昇格できないわけではなく、そういう人に限って、お客様や上司への立ち回りは上手かったりする。
逆に、好かれているから昇格できるわけでもない。なんなら良い人すぎると逆に昇格せずにある程度の立場で止まっていたりする。

社内派閥をいち早く察知する

社会人になるにあたって私が一番注意するように教えられたのは社内派閥だ。

どんな組織でも必ずあると言ってもいい社内派閥を最速で理解してどこに所属するべきか、よく考えてほしい。
昇格を狙うのか、安定した結果を出しているのか、どんな人柄でどんな人が右腕としているのか、よく観察してみてほしい。
配属先の上司がどんな派閥にいるのかも中深くみてほしい。

結局は自分次第

そんな社会のなかで必要なことは自己主張と自己研鑽である。
みんな学生から社会人になる時は「昇格するぞ!」「金を稼ぐぞ!」と息巻いているが、1年もしないうちにその勢いはどこかへ消えていく。
その原因は協調性である。社会の辛辣さ、自分の無力さを知ると入社時の勢いはたちまちに消え去っていく。

だから入社後にキラキラした目をしている新入社員にかけられる言葉は「今の気持ちを忘れないように頑張ってください!」なのである。
私も幾度となく入社後苦しんできたが、入社時以上に気持ちはときめいている。

そんな社会人になりたて新入社員の心構えを1年先輩として伝えたいと思う。

社内の情報収集で現状把握

大学時代を振り返ってほしい。

情報が全てだったと思う。楽単などの授業選択や過去問での試験対策。就職活動においてもインターンの募集開始や選考に関する情報など。
高校生までの勉強は一体なんだったんだろうかと感じたと思う。

社会でも全く同じである。勉強ができる人が昇格していくのではなく、情報を収集し、正しく行動できる人が昇格していく。
運で昇格する人も一定層いるが、運を信じている人はこの記事を読んでいないであろう。

同期・先輩との飲み会に参加する意味は情報収集でいいと思う。(上司の悪口は世代を超えて盛り上がれる)

どんなことをすれば昇格するのか、過去の昇格者の実績や行動など周りの評価から自分がなりたい未来を明確にするべきだ。
漠然と「昇格するぞ!」は危険でしかない。

仕事ではイエスマンになれ

これは人によって意見が別れるところだと思う。

一年間イエスマンをした私の意見はイエスマンは自分にとっても上司にとってもメリットしかない。

少し話は変わるが上司からの信頼が昇格には一番大切である。
居心地の良い環境で働くためにも、昇格をするためにも、右も左もわからない新人時代に自分の仕事内容の裁量は上司が持っていると考えて良い。

そして任された仕事を期待以上にこなすことで上司からの信頼ポイントは貯まっていく。

仕事内容で好き嫌いせずに引き受け、PDCAと報連相をひたすら繰り返そう。
できれば、不明点や疑問点をまとめておいて質問するときっちり業務を理解した上で作業したと認知してもらえるからおすすめである。

好奇心と気配りが自分の居場所を作る

職場の人間関係は仕事を円滑に進めるだけでなく、
働くモチベーションや健康にも繋がる要素である。
配属されたての知らない人ばかりの状態は周りからの視線や、
行動に対する評価ばかりを気にしてしまう。

しかし、一度話したことがあるだけでもその緊張感やメンタルの疲れは大きく軽減される。

いち早く人間と仕事に興味をもち、最大限の注意力を用いて新人としての立ち振る舞いをしよう。

そう入ってもいきなり話しかけられないのが人間である。
でもよく考えてみてほしい。周りの社員もその気持ちは同じである。だったら先に話しかけることで、目的も達成され周りからも感謝される。
自分から話しかけることはメリットしかないのだ。

結局は配属・上司ガチャ

親ガチャという言葉が一時期流行ったが、仕事においてもガチャは存在する。
評判が最悪な上司や部署は確かに存在する。その劣悪な環境を細分化してほしい。
みんな人間である。意地悪をしてやろうとは思ってはいないはずだ。
どうして嫌われているのか、社内評判が悪いのかを細分化しておけばある程度の対策はできるはずだ。

しっかりと、情報を集めてのちに来る試練の準備をしてほしい。

そう入っても、親ガチャとは違い何度も引き直せば良い。
本当に苦しくなったら撤退するのも一つの手である。部署異動や転職などまだまだ方法はたくさんある。
私も何人も人が辞めていくのもみてきた。さらにはパワハラで問題になったという話も普通に聞く。

ただ、サイバーエージェント社長の言葉を借りるなら,

「仕事は、運が7割。実力が3割である。」

引き直したからと言って必ず改善できるとは限らない。
その環境で何ができるのか、どんな結果を出せるのかしっかりと考えて最大限もがいてから辞めても遅くはないと思う。
その過程で苦しみから得るものはたくさんあると思う。
ガチャを引き続けたって3割の実力がなければ一定以上の壁を越えられなかったり、せっかくのチャンスを逃すことになってしまう。

若手はどんどん辞めていく

上でも書いたが、どの業種でも超売り手市場である。

今よりも条件がいい仕事はどこにでもある。今いる会社でスキルや結果を出した優秀な若手は転職するか独立する。

つまりは慕っていた憧れの先輩は辞めていき、大したことない中年社員は会社にしがみつく。
(ちょっと言い過ぎました。会社が好き、今の仕事が好きな人でも優秀な人はたくさんいますし、辞めません。)

尊敬する先輩から「転職はいいぞ」「年収が100万上がった」などど聞くと転職に夢を感じ、今いる会社の悪いところばかりが目につくようになる。

そして、重要な点を見失う。「今のお前はどれだけ社会的価値のある人間か」である。社会から必要とされる人間は優秀な人間だけである。
転職活動をするためや、フリーランスになるために息巻いて会社を辞めても状況が良くなるとは限らない。

自分がその枠に入っているかは劣悪に見える自分の会社で結果を出せるかにかかっている。死にものぐるいで結果を出してから文句は言うべきである。

結果にこだわることが全てに繋がる

少子高齢化の社会において転職を考えない人はいないだろう。

しかし、今いる会社で明確な結果を出せない人が他の会社から必要とされるだろうか。

答えは明確である。転職を考えるならとにかく明確な結果を出すことにこだわるべきだ。

そして、それが昇給・昇格。自分の立場を築き上げることに繋がり。

まさに一石二鳥にも三鳥にも繋がる。結果を出せ。

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